化粧師

大正時代、混沌とした日本の中で女性たちを勇気づけた一人の男がいた。その名は小三馬。

化粧、それは、
美しくなるためのもの…
心にするもの…
そして、一歩足を踏み出すためのもの…

全国東映系

【スタッフ】
監督             田中光敏
プロデューサー        藤田重樹 進藤淳一
エグゼクティブプロデューサー 河端進
原作             石ノ森章太郎  ビックコミック刊
脚本             横田与志
撮影             浜田毅
美術             西岡善信
編集             川島章正
音楽プロデューサー      石川光
録音             武進
照明             渡邊孝一
助監督            猪腰弘之

【キャスト】
小三馬     椎名桔平
青野純江    菅野美穂
沼田時子    池脇千鶴
北沢宏介    佐野史郎
純江の母、うめ 柴田理恵
中津小夜    柴咲コウ
森山五郎    大杉漣
トメ      菅井きん
ふさ      あき竹城
小吉の母    奥貫薫
三枝しのぶ   酒井若菜
脇本健太    岩城滉一
飛行機     小林幸子
脇本藤子    岸本加世子
青野茂蔵    田中邦衛
三津森鶴子   いしだあゆみ

【あらすじ】
「化粧」それは美しくなるためのもの…。
化粧は心にするもの─そして、一歩、足を踏み出すためのもの─
大正時代の初め、東京の下町に、一人の化粧師がいた。小三馬である。
あたかも時代は、女の夜明け。”原始、女は体調である”の「青鞜」の発刊、女優の出現、女工たちの
労働争議など、女性解放の予感に満ちていた。
だが、一方で、化粧は、まだ大衆的にはなっていない。
一部の、上流階級の女性たち、あるいは客商売の女性たちのものであった。

化粧師小三馬の師匠筋は、江戸時代に滑稽本で一世を した戯作者、式亭三馬に遡る。三馬は、戯作の
傍ら、薬や化粧品の販売店を営み、成功を収めていた。小三馬は、その流れをくんでいるのである。
小三馬は、今で言えば、”カリスマ化粧師”。化粧の腕は抜群で、自分で薬草から化粧品を作るほどの
プロフェッショナルだ。
だが、彼の評判は、功罪相半ばする。
小三馬にしてもらうと不思議といいことがあると言う女もいれば、小三馬は偏屈で強情、金の亡者だと
言う者もいる。
果たして、どちらが本当なのか…。


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